在日コリアンについてのFAQ
(Last Updated:

[ FAQ目次 ] [ HAN-A面 | HAN-B面 | HANBoard ]


どうして在日コリアンは日本に帰化せずに朝鮮籍や韓国籍のままでいるのですか。

理由は2つあります。一つは,帰化の手続きが難しいためです。本国の戸籍はもちろん,所得や納税,運転歴なども含む膨大な書類が要求されますが,手続きをすればすぐに日本国籍を取れるわけではありません。警察による身辺調査などもありますし,少なくとも半年,通常2年はかかるといわれています。交通違反歴でもあれば,さらに遅れるようです。

しかしそれよりも大きな理由は,帰化をすることは民族性を棄てることだと信じられていることです。在日コリアン側にとっては,国籍が民族的アイデンティティの拠り所だと思われていますし,日本の法務省関係者たちも「日本に帰化をするためには日本社会への同化が必要である」といったことを頻繁に公言してきました。つまり,帰化というのはたんなる日本国籍の取得ではなく,同化(“日本人”になること)なのです。

実際の帰化手続きにおいて同化圧力がもっとも端的に示されるのは,名前の取り扱いについてです。帰化許可申請書には,帰化が許可された場合を予定して「帰化後の氏名」を記入しますが,近年になるまで「氏名は日本人としてふさわしいものにしてください」と注意書きに書かれていました。今ではそういった注意書きはなくなっていますが,窓口で「日本人としてふさわしい姓にしないと帰化が認められない」などと指導されるケースが多いようです。

詳しくは,「日本の「帰化」制度の問題点」を参照してください。