レポートで高3生徒逮捕

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 昨日のシカゴ・トリビューン紙より抄訳

作文の授業で感情を表現するようにいわれ、中国系の高校生が小論文を書いた。それが教師、学校、警察を混乱させたということで逮捕された。

成績優秀な18歳の高校生が書いた小論文が軽犯罪法に反したということで、火曜日に自宅付近にて逮捕された。警察によれば、暴力的で不穏ながら、特定の個人や場所を名指ししたものではなかったという。

レポートは公開されていない。学校側によれば高校生はたいへん優秀な生徒であり、当局も、高校生が警察とトラブルになったことは一度もなかったと述べている。

当時、シカゴ地域中の学校がバージニア工科大学の虐殺にどのように対処すべきか取り組んでいた。SchaumburgやCountry Club Hillsの高校では爆弾予告による避難があった。Palos Hills高校では1kmほど離れたレストランのトイレで脅迫状が見つかり、警察官が増派されていた。

警察本部長の談話。「たとえ小論文が出版も公示も衆目にさらされてもいないとはいえ、逮捕は適切なものであった。治安びん乱行為は30日以下の拘束と1500ドル以下の罰金にあたる軽犯罪であり、火災報知機を押したり119番に電話するといった悪ふざけもしばしば送検されている。文書が人を混乱させたときにも適用されうる。教師は小論文の内容に不安を感じ、混乱をきたしたのだ。」

高校生の父親は、「暴力への懸念はわかるが、作文の練習で逮捕されるなんて」と話している。「バージニア工科大学での事件は知っているが、宿題に書いた作文で逮捕されるなんてまったく理解できない。教師は子どもたちに自分自身を表現しろと指示し、息子はそれに従っただけなのに。」

数名の法律の専門家は、個人や学校に対する直接的な脅迫がなかったと警察も認めているのに逮捕したことは問題だと述べている。

ある市民運動家は、教師がやるべきことは罪を作り出すことではない、と話している。「問題の一つは、ある種の騒乱が作られた、ということだ。何かが個人的になされただけなら、つまり、論文が先生に手渡されただけなら、騒乱なんて成立しない。」

かれは、バージニア工科大学の事件のあと、潜在的に脅迫じみた作文が学校で過剰に注目されることは避けられないとも述べた。「人々がこうしたことに関心を持つのは、間違いなく、先週、工科大学の犯人の作文があれだけ報道されたからだ。」

地区の教育長によると、作文が自分や他人に対して脅迫するような内容の場合、学校が対策をとることがあると生徒は警告されているという。

彼女によれば、英語教師は小論文を読んで上司と校長に報告し、活発な議論の後、教育委員会が警察に連絡することを決めたという。「教育委員会の職員は青年期の行動に慣れている。われわれは作文に投影される創作性が多様だということをよく知っている。しかし、たとえ名前、場所、日時を書いていなくても、懸念を呼び起こす作文というものは確かに存在するのです。」

高校生の弁護士は、高校の反応は許容ゼロ政策がゆがんで運用された好例だ。子どもは大人ほど洗練されていない。しばしば、たんなる感情のはけ口として、教師が期待しない作文や絵を描くものだ、と述べている。「高校側は、自分自身で恐怖感にとらわれてしまわずに、きちんと感情や意見を高校生に伝えることだってできたはずです。」

水曜日、逮捕された高校生の復権を嘆願するために何名かの生徒が集まった。かれらは、英語教師が生徒たちに作文で感情を表現するよう伝えた内容を引用したポスターを壁に貼った。

ある高校3年生の話。「嘆願書にサインしたよ。でも当局の行動も理解できる。ぼくも教師だったら同じように反応したと思う。」

高校生の父は、30年前に中国から米国に移民し、地区に16年間住み続けている。彼によると、高校生は火曜日に75ドルの保釈金を支払い、いまは精神科にかかっている。停学にも退学にもならなかったが、転校するよう圧力を受けているという。

「教師は採点し、不安になり、学科主任に伝えた。主任は校長に報告した。わたしが最初に連絡を受けたのは、警察からだった。」

読んでいないため確かなことはわからないが、小論文は息子のジョークだったのかもしれない。「それが唯一の論理的な説明だ。」

「バージニア工科大学の事件以来、誰もが神経質になっている。これが去年のことだったら、誰もまったく危険だと思わなかったろう。タイミングがわるかった。」

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このページは、mskimが2007年4月27日 09:43に書いたブログ記事です。

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