各種の研究によれば、ペナルティ以外にフリーライダーを抑制する効果があるのは、(a)集団のサイズの小ささ、(b)共属意識の強さ、(c)モチベーションの強さ、(d)他者を配慮する人の多さ、(e)個々人が組織に対してなす貢献の有効性を実感できること、等です。
ウチの大学のような小さな組織の場合、(A)各部署の構成員数が少ない、(B)みんな顔見知りで、誰がフリーライダーなのかも可視化されている、(C)かならずしも総じてモチベーションが高いとはいえないまでも、一部に熱意のある人がいて影響力を行使できる、(D)京都の文化でしょうか、がんばっている誰かが頭を下げると面と向かってイヤとはいわない、(E)部署単位であれば個々人の努力は成果と直結する、という具合にいいこと尽くめなのですね。
で、この二日間、学内をドサ回りしまして、組合加入率の低かった学科からは前向きの返事をもらい、頓挫しつつあった他の活動についても協力を得られそうな感触を得ました。
「どうしてフリーライダーに頭を下げなければいけないんだろう」という根本的な疑問は意識の外においやることにしました。
それより、顔を見せて頭を下げるだけで協力してくれるというのは、ずいぶんストレスを抑制できる環境だなとあらためて感心しているところです。むしろ、それだけで協力してくれるんだとすると、もしかしてフリーライダー問題というより過去の組合執行部の努力不足...?

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