カナダはまだそれほどでもないのですが、アメリカの地名というのは、こう、情緒がないというか、即物的というか、とにかく味気ないところが多いです。
川沿いだからリバーサイド。崖があるからクリフ。赤土の流れる川だからレッドリバー。ラジウム温泉が出るからってRadium hotsprings、硫黄の山だからってサルファ・マウンテン。ダウンタウンのあたりなんか、もう名前どころか数字ですからね。ファースト、セカンド、...。
北米大陸最高峰のマッキンリー山もそう。19世紀末、探検に来た若者が、当時のアメリカ合衆国大統領(候補?)ウィリアム・マッキンリーにちなんで命名したというのですが、この山とはまったく何の脈絡もありません。
アラスカの人々はこの山のことを「デナリ」と呼ぶことが多いです。地域のインディアンの言葉で「偉大なもの」の意味らしい。たしかに、この山だけまるで単独峰のように、他の山々から抜きん出てそそり立っています。
植村直己をはじめ、多くの探検家たちの永眠する山は、本当にきれいでした。「デナリ」はアラスカの象徴であり、誇りでもあります。白人たちが"発見"した土地に思いつきで与えたいーかげんで即物的な名前と違って、なんと相応しく、なんと叙情的な響きを持つものか。
全景を拝めるのは週に一度あるかないかという話でしたので、ぼくは午前3時にデナリ・ナショナル・パークのキャンプ場を撤収し、もっとも天候の落ち着く時間を狙っていきました。
真夏とはいえアラスカの早朝は寒かったですけどね。どうです、大成功でしょ^^
この1時間後には濃いガスが出て、一日中真っ白だったんですよ。

はじめまして。
私のブログにご訪問&コメントくださいまして有難うございました。
bruinさん、こちらを拝見いたしまして正直驚きました。
今後のブログ作りの参考とさせてください!
画像といい、レイアウトといい
本当に素晴らしいです。
> GSイエローさん
いらっしゃいませー。このブログの初コメントですね(笑
お褒めいただいて恐縮です^^
こちらはタイトルも書かない一行コメントで失礼しました。こっそりブックマークに入れて読んでたもので、初コメントだということをすっかり忘れていました。
よかったら、これに懲りずにまたおいでください。