先日、Bluetoothヘッドセットのことをチラっと書いたところ、検索エンジン経由で何件もの訪問者がいらっしゃいました。出始めの商品なので、みなさん苦労して情報収集されてるんでしょうね。いや、僕もそうなんですけど。
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世界で初めてBluetoothヘッドセットつきのヘルメットを発表したのはMOMOデザイン。2004年9月のことでした。その後、ダイネーゼ、BMW、ノーランなどから相次いで発売されたものの、日本ではいずれも発売されずじまい。
よだれをたらしながら海外のニュースを読んでいたところ、2005年10月、高機能ヘッドセットで名高いケテルから、ヘルメットの内装を換えるだけでBluetoothヘッドセット機能を実現できるという意欲的な製品が東京モーターショーで発表されます。すばらしい!と心待ちにした人は少なくなかったはず。
ところが、待てども待てども発売が開始されません。1年以上もたった2007年3月に、ようやく予約注文の受付が始まったのですが、いざ詳細が明らかになってみると、東京モーターショーでの発表時ほどの輝きは感じられませんでした。その価格の高いこと。しかも、対応しているヘルメットの数が少ないこと。
でも、最大の理由は、2006年12月には、すでにイタリアのセルラーライン社が開発したInterphoneが日本でも入手可能になっていたからでしょう。
これはよくできた製品でした。いや、今でも、いくつかの点においてもっとも優れた製品といえます。発売されるやすぐに人気が沸騰し、一時は最大手の輸入代理店ラフ&ロードで品切れ状態が続いたりしました。
さらに今年の3月には、COOLROBO、B+COMが相次いで発表。日本でもバイク用Bluetoothヘッドセットが普及期に入ったことをうかがわせます。この2製品は、Interphoneとはちがってステレオだし、プロファイルも豊富だし、3系統もの接続チャンネルを用意しているし、さすがに技術革新のあとがある。
でもねー。3商品の比較はこちらのブログに詳しいですが、それぞれ欠点があって、これというアドバンテージがないのです。
COOLROBOはSCMS-Tに対応していないので、東芝のようにSCMS-T対応機器にしか出力してくれない携帯とはつながりません。取り付けもグラグラするし、防水じゃないという致命的な欠点があるし、バイク用の製品としては剛性感がなさすぎる。
B+COMはSCMS-Tに対応していますが、バイク用アマチュア無線機FTM-10SとはBluetoothでリンクしないらしい。
そして、COOLROBOにせよB+COMにせよ、Interphoneに比べてマイクの取り回しが不便なのです。ジェットヘルメットであればいいのですが、フルフェイスやシステムヘルメットを使うかぎり、Interphone以外はストレスがたまります。
ところが、Interphoneにも欠点があって、マイク接続部のアームが弱いのです。システムヘルメットでフリップを上げ下げしていると、長期使用に耐えられずマイク部分がもげてしまいます。まぁ、これはフリップがマイクに触れないように意識して使えばいいことですが。
という感じで、今のところ「これで決まり!」という製品はまだ出ていません。5月以降にも新製品発売の噂がありますが、どうなることやら。
追記:こちら(ぼのぼの F800で行こう!)も詳しいです。

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