韓国の受験教育

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 朝鮮日報オンラインの記事ウェブ魚拓版)を一つ紹介します。見出しは「米名門大入学のため韓国で過酷な教育=NYT紙」

 米紙ニューヨーク・タイムズは、アイビー・リーグ(米東北部の名門私立8大学)に生徒を入学させることに熱を上げる韓国の「エリート」高校を批判した。

 同紙は27日、テウォン外国語高校と民族史観高校を紹介し、「両校の教育方式は過酷だ」と報じた。

 同紙はテウォン外国語高校で米国留学を志望しているある女子生徒の話として、「朝6時に起き、6時50分に学校のバスで登校、夜10時50分に夜間学習の終わりを告げるチャイムが鳴ったら帰る」と報じた。(以下、略)

 「6時50分にバスで登校」までは、フツーじゃんと思って読みましたが、下校が夜10時50分というのは、たしかにすごい。ようするに、通常授業のほかに予備校の機能をもっているということですね。

 ただ、アメリカの教育観からすれば異様に思われるとしても、日本や後発工業国の教育観からは「過酷だ」とまでは言い切れないでしょう。実際、放課後に予備校に通っていれば「夜10時50分に帰宅準備」というケースはめずらしくありませんし、文部科学省の縛りさえなければ日本の高校でも同じようにやりたいところは少なくないはずです。

 それでも、やっぱりすごいのです。何がすごいって、これだけの教育システムを運営するには、おそらく2交代制で教員を確保したり、有能な外国語教員を雇用するなど相当な人件費がかかっているはずですが、それにしては授業料が安いのです。

 テウォン外国語高校のウェブはこちら。かっこいい。入学案内のページに授業料の記載はなかったのですが、過去の朝鮮日報の記事(2007年11月16日)に紹介がありました。

 テウォン=大元の年間授業料は484万2000ウォン(約50万円)です。公立高校の学費に比べるとはるかに高額ですが、日本の一般的な私立高校と同じ水準ですね。私立高校の学費に予備校の学費を合わせると日本でも韓国でも年間100万円近い支出になりますので、それを考えると格安だといっていい。もしかすると、授業料のほかに補習費用として徴収される金額が隠れているのかもしれませんが、いくらなんでも授業料と同額ということはないでしょう。しかも、高校と予備校がシームレスで連携されているので教育効果も高いと思われます。おまけに、バスの送迎つきなので、安心でもある。どう考えてもリーズナブルです。

 いったいどうやって経営が成り立っているのか、詳しく聞いてみたいものです。

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このページは、mskimが2008年4月28日 10:49に書いたブログ記事です。

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