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今更「日本の加害行為について一つ一つ検証定義すべし」、とする奈々氏さんには賛成出来かねます。しかし、「加害教育はほどほどに」とする金さんには偽善を感じます。
もちろん、ご自身はその様なお積りではないのでしょうが、金さんの文を読むかぎりでは「日本の子供が却って在日カラ人を嫌悪しない程度に、活かさず殺さず加害教育をすべし」との趣旨に受取られてしまいます。
つい筆が滑っただけだろうと思いますが、奈々氏さんが問い質したくなるのも無理はないでしょう。
▼奈々氏さん:
>▼金明秀さん:
>>かつて、ある小学校の道徳教育のお手伝いをしたことがあります。その小学校では、かなり熱心に加害の歴史教育を行ったらしく、ほとんどの子どもたちは在日やアジア諸国に対して強い罪悪感をもっていました。
>>
>>が、加害者意識というのは諸刃の刃で、次のような考えをもつ子どももいたわけです。
>>「日本は確かに朝鮮に悪いことをした。だから、きっと朝鮮の人は日本がとてもキライに違いない。在日なんか、戦後も差別されつづけたのだから、韓国の人よりもっと日本がキライに違いない。日本がキライな人とは、仲良くなんかしたくない。だいいち、日本がキライなら、日本から出て行ってほしい」
>>
>>これは、5年生だったか、6年生だったか、その小学校の生徒が書いた作文とその後のメールの要約です。子どもらしい、素直な推論構造でしょう? こういう子がたしか、クラスに3人いたのかな。それで、手に余った先生が僕(と韓国や中国からの留学生数名)に、子どもたちとメールの交換をしてくれないかと依頼してきたわけです。
>
>ですから、日本は朝鮮に対してどんな酷い事をしたのですか?
>その物事と証拠を挙げて下さい。
>近代化をした事が酷い事なのでしょうか?
>小学生によるそこまでの意見を載せる貴方です。よほどの自信があるのでしょう。
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