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私は、皆さんが言及する「アングラサイト」の住人です。ただ、韓国(北朝鮮)が日本に関して主張する理不尽な部分、そして現実に起きる出来事(歴史教科書問題・日本への密航・変造500W硬貨など)において反論したく、一般の韓国(北朝鮮)人や、在日の人々一般について、おしなべた形で嫌悪・蔑視を持ちたくはないし、持つ方が阿呆だと思う。
参政権に関して、私はSONGさんの意見に共感するところが多かったですね。SONGさんのおっしゃっている通り、多くの在日韓国・朝鮮人の人々は、日本に生活基盤があり、日本に郷愁を感じ、「終の棲家」であると考えることとや、一方で日本において自分の「民族(エスニシティ)ルーツ」を守ろうとするのは、はっきり言って矛盾するとは思えない。そういう部分では、地方選挙権すら認めないというのは、狭量と思われる点もあります。
日本(国民)も、この点においては考えるべきところは多いでしょう。「日本国籍=日本民族」「外国人はすべからくよそ者」という論旨にも、すでに説得力はなくなりつつある。高齢化社会を迎えて、在日韓国・朝鮮人以外にもニューカマーの外国人の流入移動はますます増えてくるでしょう。日本社会の成員として、どのように応分の参加をしてもらうべきなのか、お互いのルーツを守りながら、お互いに社会に参画していく道を作ること、これは日本(国民)に与えられた課題だと思います。
ただし、在日韓国人(朝総連は主張していませんので)が主張するように、「税金を払っているから社会の成員だ」というのは、少々論が足りないように思うのです。学生・主婦・無職者は、税金を払いませんよね、原則的に。彼らの参政権を奪いますか?それに、納税は参政権とバーターに考えるものではないと思います。すでに、在日外国人も日本人と同様に、道路・街路灯・水道・医療保険・警察など、多くの公共サービスを享受しているでしょう?また、在日外国人は、住民税のほかに所得税(国税)も払っているでしょう。それなら、いっそのこと、国政参加も訴えればいいではないですか?私が「国籍なしでも参政権を(よこせ!と聞こえる^−^;;;)」という主張に、どうしても違和感をぬぐえないのは、そこなんです。
また、少々国粋主義的なことを言うようですが、私は「反日」を掲げる人々が参政権を持つことに、非常な危惧を覚えます。参政権は、その地域(ひいては国)の行く末を決めるものです。特に、韓国は日本に近く、経済・政治的な利害も多く存在しており、何よりも(歴史的経緯はどうあれ)「本当は日本なんか嫌い」国家です。その国民が選挙権を持ったら、韓国からのリモートコントロールが働くのではと危惧するのは、私は杞憂だとは思えない(のっぽさんの言う対立構図を韓国人が唱える限りにおいて)。率直に言えば、怖い。ギリシャ・ローマの昔から、ヨーロッパの近代を俯瞰しても、「選挙権=戦士(銃後)の権利」です。在日の皆さん、相当国粋主義的なことを言うようですが…、もし、万が一、日本と韓国が戦争になったら、あなたはどちらに立って戦うのですか?
考えるべきことは、日本・韓国の側に、さまざまにあると思います。でも、なし崩し的に参政権を与えるというのは…難しい話です、率直に。
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