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▼いっささん:
>金さんこんにちは。
>Resありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
返事が遅れましたが、こちらこそよろしくお願いします。
> しかし、現在の日本は一番ナショナリズムを発揮しやすい、サッカーのワールドカップで観客がフェアプレー賞をもらえました。
> 相手チームを悪く言わないし、負けても言わないし、その後の試合は応援出来る。
>私は、そういう態度がとれる日本人を誇りに思っています。これは、ナショナリズムを見事にコントロールしてると思いませんか?
なるほど、そういう面はありますね。僕ももう少し考えを詰める必要がありそうです。
> 謎ですが、ミクロのレベルでもマクロのレベルでも、コントロール出来る国や、民族がこの世界に現存するのでしょうか?まったく思い浮かばないのですが。
>EUですら、一枚板ではないですし。
個人的には、カナダに注目しています。国家レベルでのマクロな政策はおそらくご存知だと思います。ミクロなレベルではいろいろなケースがあるでしょうが、それらを集積した統計的な観点からいえば、(ケベックを含めて)ナショナル・アイデンティティのコントロールが今のところ非常にうまくいっているように思います。カナダ東部には2度行きましたが、来月はカナダ西部にも行って、できるだけ多様な人びとの考え方を聞いてくるつもりです。
> 日本と韓国の間は、過去がありますから、そう一気に進むとは、思えません。
>だからと言って、最悪のシナリオを選ぶ理由もありません。多少の前進、後退はあっても、楽観的に、良い方向に進むと思う方が、良いと信じています。
2通りのシミュレーションを聞いて、ようやく含意が分かりました。僕はまた別の最悪のシナリオをもっていますが、現時点でより蓋然性が高いと思われるのは、やはり友好関係がすすむという見方です。
> 今回みたいに、多少ぶつかった方が、相手を良く見るようになりますから、返ってよかったと、思えるようになると思ってますよ。
残念ながら、日本と韓国は、まだ、けんかできるほど仲がいいとはいえません。単純化していえば、衝突によって、一部の反日と嫌韓の悪循環に全体が引っ張られる危険性を否定できない。衝突の中からその悪循環を断ちきる知恵が生まれてくるかもしれませんが、両国、両民族に愛着を持つ者としては、できれば衝突することなく配慮しあって信頼関係を築いていってほしいと願っています。
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