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DELLさん、こんばんは。
> 過去3年以内の交通違反も審査の対象になります。
> これを聞いた時、日本人は交通違反もしないのか! と思いました。(笑)
これは行き過ぎのような気がしますね。私は今年免許証更新予定のペーパードライバーです(笑)。
> では、同化はどこまでが同化で、排他とはどこまでが排他なのか。
> 帰化しようとする人は、同化の領域と排他の領域を、
> 自分なりで捉え決定するしかありません。
同化と排他といっても私にはピンとこないんですね。例えばサッカーでいうと、ラモスにしろロペスにしろ日本代表として応援していたわけで、彼らに対して違和感を持たなかったので。
また、ピンとこないということは、アイデンティティーについてそれなりに揺るぎないものを持っていることかもしれません。ですから、同化と排他ということに切実な感情を持っている在日の心情を理解しにくい立場にあるのかもしれません。それ故、ゆっくり教えていただければと思います。
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「日本を継ぐ異邦人」という本があり、この中には日本の伝統文化を学んでいる外国人の方が紹介されているのですが、こうした方々は積極的に日本に同化しようとしていると思われるでしょうか。よろしければ教えてください。
> 又、服属する意味合いでの帰化という言葉を
> 国家への忠誠と考え、他の国ではどうなんだろうと検索してみました。
> 市民権を取得するためには国家への忠誠は必要かという事で
> 『市民権』と『忠誠』をキーワードとして検索しました。
「国家に対する忠誠」とは一体何だろうか、そしてこの際使われる国家という言葉の内実は何だろうか、ということを少し考えてみました。DELLさんご紹介のサイトにアメリカでは毎朝忠誠を誓う時間を設けていることを紹介しているサイトがありましたが、アメリカの「国家に対する忠誠」は権力に対する隷従状態に自分の身を置くということではありませんよね。そういう教育を受けてきた人の中からワシントンポストでウォーターゲート事件を報道し、ニクソンを辞任に追い込んだ人物が出てきていることからも明らかだと思います。
ちなみに、
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近藤 結局、ハノイを勝利に導いた要素のうち見逃せないものに西側マスコミの力がある。さっきのバン・チェン・ズン将軍も言っているが、その通りだったと思う。
古森 そのズン将軍回顧録の中に、たとえば南ベトナムのあるところで、北から見てよくわからない軍事的な動きがあると、まず最初にやることは、APとかUPIとかAFPとか、サイゴンから発信される西側の通信社電を克明に読むことだとはっきり書いてある。それでかなりの部分がわかってしまう。
近藤 つまり事前検閲がない。アメリカ流の報道の自由というのは、グエン・バン・チュー政権が受け入れざるをえなかったひとつの悲劇だった。
古森義久・近藤紘一 国際報道の現場から 中公新書 pp.75-76 1984
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ヴェトナム戦争でのアメリカ側の敗北も、こうした報道の自由が一因になっているようです。
だとするなら、背筋伸ばしてちゃんと「日本」を引き受けること(by 大月隆寛)ぐらいの感覚でいいのではないかと思っています。(余計わかりづらいかもしれない...)
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