Posted by 金明秀 on January 18, 1997 at 10:45:50:
In Reply to: Re: information posted by 金明秀 on January 18, 1997 at 01:21:23:
: いま試用版をさっそくゲットしてみました。後ほど使用感も報告します。
ということで使ってみました。
まず第一の注意点。試用版のファイルは,最近の流れになっているような,セットアップを兼ねたものではなく,たんなる自己解凍ファイルです。したがって,ゲットしたファイルを実行すると,いきなりそのディレクトリで解凍が始まってしまいます。まずは,適当なディレクトリにコピーしたうえで,実行=解凍しましょう。
つぎに,「日本語のメニューが文字化けしない」という特徴についてですが,うたい文句の通り,文字化けしません! システム・フォントには手を加えないということなんでしょうか。
ただ,これも善し悪しでしょう。たとえば韓国のソフトを使う場合には,メニューも含めて文字化け(=KSCとして判定)してくれたほうがありがたいわけです。「文字化け」というのは,あくまで日本語フォントが化けるというだけの話でして,その文字化けしたものが,外国語の正当なコードなわけですからねぇ……。難しいところでしょうけど,せっかくこういう機能を付けたのなら,システム・フォントをも操作するかどうか,ユーザーが選べるようになっていればいいんですけどね。
そして,コリアンがちゃんと表示できるかどうかですけど,これはアウトラインフォントの効果でしょう,文字の大きさにかかわらず,なかなか美しい表示が可能です。逆にビットマップフォントのできがいいせいでしょうか,比較的小さな文字でもちゃんと表示されます。
ただし,これにも問題がないわけではありません。一つの文字のコードが行末と行頭に別れてしまったとき,その文字以下,文字化けがおこります。Netscapeなどのブラウザーだと,頻繁にこういう現象はおこるでしょう。ウィンドウの幅を微調節しながら読むしかありませんね。
なお,UnionWayやNJWINでも同じ現象が起こります。でも,MVIEWだと大丈夫なわけですから,なんとか改善できないことではないと思うのですけど。
また,Netscapeの文字コード判定が「Japanese(Auto-detect)」になっているときは,KSCがハングルとして表示されません。UnionWayでもおなじですが,「Japanese(ShiftJIS)」にしなければなりません。
あと付け加えるなら,ウィンドウをつねに全面に出す設定になっているのを,ユーザーが変更できるようにしてほしいですね。これはUnionWayやNJWINにも言えることですが。
最後に利点をもうひとつあげておきましょう。画面の描画の切り替えが,妙に速いのです。TTフォントをインストールしたUnionWayは,旧HANBoardで話題になったように,かなり重たいソフトになってしまいます。しかし,AsiaSurfはそれとちがって,(少なくともうちの環境では)非常に快適でした。
ということで,日本語以外のダブルバイト圏のソフトを利用する目的には,まったく使えませんが,日本語版ないし英語版のソフトを使ってCJK表示をおこなう目的なら,けっこうお勧めです。
後者の目的でいまNJWINをお使いの方なら,乗り換える価値は十分あります。というより,ぜひAsiaSurfをお勧めします。代金だって,NJWINのシェアウェア登録料とほとんどかわりませんし。フォントの美しさ,画面描画の切り替えの速さ,いずれをとってもAsiaSurfのほうがうえです。
それにたいして,MVIEWをお使いの方は,とりたてて乗り換える必要はないと思います。系統の違うソフトですから,それぞれ一長一短あって,どちらがいいとは言えません。
UnionWayをお使いの方なら,まず試用することをお勧めします。両者の大きな違いは,(1)UnionWayは,日本語環境に限らずどの言語のwindowsでも動作するようにつくられているが,AsiaSurfは日本語環境に特化している。したがって,日本語環境で使うかぎり,AsiaSurfのほうが洗練された印象がある。反面,韓国のソフトなどを使う場合には,AsiaSurfは使いものにならない。(2)UnionWayにはなんといってもコリアンIMEが付属しているが,AsiaSurfには付いていない――この2点です。
以上。