国連の記事(アメリカ農民の善意)


記事番号:5599 (1999年01月28日 05時37分45秒)
投稿者:李在一 (属性:在日朝鮮人)
 メールアドレス:fwii2087@mb.infoweb.or.jp

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この記事は[ドイツのスタンス]へのコメントです。
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内容

李在一です。
在日MLからの転載です。

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以下は、国連のリリーフウェブからの記事の翻訳・紹介です。

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1999年1月8日

U.S. farmers donate 50 truck-loads of corn for North Korea

アメリカ農民、トラック50台分のトウモロコシを北朝鮮へ寄贈

(原文はここ↓)
http://wwwnotes.reliefweb.int/files/rwdomino.nsf/480fa8736b88bbc3c12564f6004c8ad5/8ff1a69f779033838525670400592b9e?OpenDocument

アクロン、ペンシルベニア

トウモロコシの当たり年で市場価格低迷に直面し、昨年秋、アメリカの多くの農
民は、その過剰な作物をどうしたものかと思案に暮れていた。メノー派 [キリス
ト教プロテスタントの一派] 教徒中央委員会がその答えを出した。北朝鮮では、
昨年の秋作物が食糧に必要な量の半分しか収穫できなかったが、北朝鮮でのその
厳しい飢饉がメノー派教徒中央委員会による5年ぶりのトウモロコシ運動の着手
をひらめかせた。

活動は9月に始まり、目標は12月始めまでにアメリカ中の農民たちから約1000ト
ンのトウモロコシを集めることだった。「いったんメッセージがメノー派教徒災
害サービス・ネットワークを通じて流されると、トウモロコシを集めるのは簡単
だった」と、メノー派教徒中央委員会東海岸支部のジョン・ホステラー氏は語っ
た。「作業は、袋づめし、トラック運転手に運んでもらうスケジュール、つまり
作業をやり遂げる詳細どおりにはかどった。」

メノー派、アーミッシュ派、それにオールド・オーダー・メノー派系の人々から
のボランティアたちが、55ポンド袋にトウモロコシを詰める何時間もの作業に貢
献した。「このプロジェクトは、メノー派教徒中央委員会ファミリーの多様性を
明らかにする」と、メノー派教徒中央委員会東海岸支部のケン・センスニグ氏は
述べた。「それは、私たち皆が共に働くことができる何かだった。」

ボランティアたちは夜か土曜ごとに集まって、メノー派教徒中央委員会が専用の
施設として使わせてもらえた製粉所とか穀物倉庫でトウモロコシの袋づめを行な
った。「人々が応じてくれるのが分かるのが励みだった」とホステラー氏は語っ
た。「ペンシルベニアのアクロンのメノー派教会で、ある災害サービス連絡員は、
金曜日の夜に呼びかけを受け、そして土曜日の朝には、喜んで袋づめを手伝うと
いう人々を10人集めた。」

たいていのトラック輸送は、無償奉仕か幾らかの報償付きで行なわれた。トラッ
ク50台分のトウモロコシ全部がテキサスのヒューストンへ輸送され、そこで「恵
みの精神号」に積み込まれた。この船は、カリフォルニアの非営利組織、ロサン
ゼルス・フレンドシップによって運行されるものだが、この組織は世界中に人道
援助を送り届けている。

北朝鮮への輸送は、中央アメリカのハリケーン・ミッチのためにひと月ほど延期
された。「恵みの精神号」は北朝鮮への船荷を積みにヒューストンへ戻る前に、
ホンジュラスとニカラグアのハリケーンの犠牲者たちを助ける物資輸送を行なっ
たからだ。

出航日は1月20日と決められた。「我々は、3月にはトウモロコシが北朝鮮に届
くようにしたい」とホステラー氏は述べた。「その頃が、北朝鮮での収穫のちょ
うど2、3ヵ月前で、食糧がきわめて不足する時期だ。」

トウモロコシは北朝鮮の北部の村々へ配分されることになる。そこは、3年間に
わたる干ばつや洪水で引き起こされた飢饉で、人々がもっとも苦しんでいる所だ。
1995年以来、北朝鮮で100万人から300万人と見積られる人々が飢餓に関係する原
因で死んだと信じられている。トウモロコシの多くは、託児所、幼稚園、それに
病院へ配分されるだろう。

「アメリカと北朝鮮との間の緊張状態は深刻だ。しかし、私は、3月半ばに到着
するその船がアメリカ人の善意の証明になることを望む」とセンスニグ氏は語っ
た。「私は、船荷が北朝鮮の人々にとって身体的な栄養物以上のもの、つまり、
それがまた良き証明となることを望み、祈る。」

「北朝鮮へトウモロコシを送ろうとすることは問題ではなかった」と、五大湖地
区のトウモロコシ運動を調整したチャールズ・ゲイサー氏は述べた。「人々は本
当にメノー派教徒中央委員会を信頼している。みんな、『メノー派教徒中央委員
会は、出向いて行くところでトウモロコシを手に入れるだろうと信じているから、
私たちもそうしたい』と言う。」

トウモロコシは、アメリカの3つの地域、東海岸、五大湖地区、中部諸州から集
められた。「船はトラック50台分しか積めないので、我々はほとんど寄贈を抑え
ぎみにしなければならなかった」と、メノー派教徒中央委員会の物的資源部長の
ケビン・キング氏は語った。「前のトウモロコシ運動以来、5年ぶりだったが、
寛容の精神はなお存在している。」

東海岸諸州の農民らは、北朝鮮のためにトラック20台分のトウモロコシを寄贈し
た。東海岸からのさらに4台分は、ハリケーン・ミッチの災害後の救援活動のた
めに中央アメリカに送られた。そして、トウモロコシの船積みが待ち構えている
ので、ボランティアたちはクリスマスまで袋づめをしつづけた。

「人々がいかに参加したいと思っているかに気づくことが励みとなった」とホス
テラー氏は述べた。

五大湖地区では、15の別々の地域から北朝鮮向けのトラック21台分の積み荷が集
められた。「私は、いろいろな地域のこれほど多くの人々の協力に喜んでいるし、
感謝している」とゲイサー氏は語った。ここでも、反応は予想を越えた。

「私は、ある地域にトラック1台分をお願いしていた。そうしたら、6台分が集
まった」とゲイサー氏は述べた。超過分は、中央アメリカに送られた。

中央諸州からは9台分のトウモロコシが集まった。「トウモロコシ運動をするの
は、長年の間で初めてだった」と、ヴァーン・プリヘイム氏は語った。「運動は
多少遅れて始められたが、しかし最後には、やって良かったことが分かった。一
度やってみると、人々は本当に良かったと感じた。」


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