WFPの記者会見


記事番号:5642 (1999年02月04日 12時51分30秒)
投稿者:李在一 (属性:在日朝鮮人)
 メールアドレス:fwii2087@mb.infoweb.or.jp

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この記事は[日韓NGOシンポジウムの案内]へのコメントです。
この記事には[北朝鮮の惨状と金正日政権の責任 (啓蒙主義者)]というコメントが投稿されています。

内容

李在一です。

在日MLからの転載です。

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WFPの記者会見についての外信記事を2つ紹介します。

(原文はここ↓)

http://dailynews.yahoo.com/headlines/ap/international/story.html?s=v/ap/19990130/wl/north_korea_famine_1.html

http://wwwnotes.reliefweb.int/files/rwdomino.nsf/480fa8736b88bbc3c12564f6004c8ad5/73c81f678e1b30448525670b007210b1?OpenDocument


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Famine May Persist in North Korea
北朝鮮で飢饉持続の可能性

イレーヌ・クルテンバッハ(AP通信記者)

北京、1月30日(アメリカ・AP通信)

もし北朝鮮の衰弱した農業経済を復興するためにもっと多くのことに取り組まれ
ないなら、同国の飢饉は持続するだろうと、国連の援助調整官が土曜日、語った。

「もし飢饉とは深刻な食糧不足だと定義するなら、北朝鮮では、ほとんどの人々
にとって飢饉が現実のものとなっている」と、北朝鮮における国連人道調整官の
デービッド・モートン氏は記者らに述べた。

アメリカ議会の見積もりによれば、大量の食糧援助にもかかわらず、過去3年の
間に北朝鮮の2300万の人民のうち200万人くらいが食糧不足と飢饉に関係した病気
で死んだ。

7歳以下のあらゆる子どもの3分の2は栄養失調であり、さらに何百万人もの子
どもたちの発育が食糧不足で妨げられた。

数十年におよぶ経済運営の失敗に数年にわたる悪天候が結びついて、この閉ざさ
れた共産主義国家の農業システムは崩壊状態に追い込まれた。北朝鮮では、食糧
必要量の3分の2しか収穫できず、慢性的飢餓状態にある4度目の冬を越してい
る。

人道援助は事態がさらに悪化するのをくいとめてはいるが、開発援助を与えるこ
とについての援助諸国の気乗り薄さが経済復興の努力を妨げている、とモートン
氏は語った。

なかでも、北朝鮮は、種子、それと、肥料生産を再開するための燃料や原料、老
朽化したシステムに替わる灌漑設備を必要としている。

「もし海外から肥料を持ち込めば、生産を倍にすることができる。もし資源があ
れば、3年から5年のうちにこの事態を一変させることができるだろう」とモー
トン氏は述べた。

国連職員らは、農業復興プログラムには年間約1億ドルかかるだろうと見積って
いる。

国際連合は、食糧不足と長期の栄養不良に起因する保健問題を軽減するために、
1999年には3億7600万ドルの援助要請を行なった。

北朝鮮では昨年6月以来、持ちこたえるのに十分なくらいの穀物はあるのだが、
トウモロコシやコメの現在の供給量を補うのに必要な豆類や食用油やその他の品
目が非常に不足している、とモートン氏は語った。

国連の監視者は援助が有効に使われていることを確信していると述べながら、モー
トン氏は食糧援助配給プログラムを弁護した。

援助のほとんどは比較的安いトウモロコシのかたちを取っているが、北朝鮮のエ
リートが好む食料はコメであるということに言及しつつ、彼は、援助の一部が同
国の軍部によって横領されているのではないかという疑念を小さくさせた。

援助プログラムが実施されていてさえ、北朝鮮の人々は、牧草やトウモロコシの
茎、それに食べられるけれども消化しにくい他の詰め物をいっしょに穀物に混ぜ
て作ったいわゆる「代用食品」を用いることによって、やっとかろうじて生きの
びているのだと、国連職員らは語った。

幼児や母親、それに飢饉で危険にさらされやすい他の人々の食事を改善するのに
役立てようと、世界食糧計画は、託児所や学校で配給される補充食料を生産する
加工工場を北朝鮮で操業しはじめたと発表した。


―――

North Korea needs food, fuel and fertiliser - WFP 
北朝鮮は食糧、燃料、肥料が必要−世界食糧計画

ベンジャミン・カン・リム

北京、1月30日(ロイター通信)

飢饉に見舞われている北朝鮮は、2000万人の人民に食べさせ、農業生産を増加さ
せるために、食糧、燃料、肥料を必要としていると、国連世界食糧計画(WFP)
の職員が土曜日、語った。

WFPは今年、北朝鮮のために2億4500万ドル相当の53万トンの食糧援助を要請
したと、土曜日、北京を訪れた北朝鮮におけるWFP代表のデービッド・モート
ン氏は述べた。1998年には食糧援助の数字は60万トンだった。

1995年以来の洪水と干ばつで北朝鮮の農業は荒廃した。外国貿易と共に同国の工
業が停滞するには理由があり、かつて極度に独立独歩だった隠者の王国を、国際
的な施し物に依存させるようにさせている。

「朝鮮民主主義人民共和国の人口のうちの多くにとって飢饉は実際のことだと言
うことは、正当だと思う」とモートン氏は語った。

北朝鮮の飢饉とエチオピアの場合との比較を尋ねられ、モートン氏は「同じくら
いの規模だ。だが、異なっている」と答えた。

「不足がきわめて広範で一様に広がっているが、深刻な食糧欠乏があることは疑
いない。」WFP、欧州連合、それにユニセフが昨年9月に北朝鮮で行なった栄
養調査では、子どもたちの62パーセントが発育不全――年齢の割に小さい――で
あり、また、長期の食糧不足ゆえにひどく栄養失調ぎみだということが分かった。
この子たちはまた、不潔な水を飲んでいる。

「WFPは、朝鮮民主主義人民共和国における人道的状況は、相変わらず非常に
深刻だと信じている」と、1998年半ば以来、北朝鮮に駐在しているモートン氏は
述べた。

「援助は正当なことだ。間違いなく窮乏がそこにあるからだ。」

北朝鮮では、穀物に添えるべき豆類や食用油や他の食品がきわめて不足している
と、モートン氏は語った。

WFPの食糧援助は、もっとも危険にさらされやすい集団――7歳以下の子ども
たち――また、妊娠中や授乳している女性たち、それに病院患者らに目標を設定
しつづけるだろうと、彼は述べた。

高タンパク・ビスケットが北朝鮮で製造され、より年上の学校生徒らに配給され
ると、モートン氏は語った。

北朝鮮はまた、劇的に落ち込んだ農業生産を増加させるために、トラクター用の
燃料、肥料、それに種子を必要としている。

「稲田は前回の収穫以来、全般に耕されていない」とモートン氏は述べた。

「肥料がこの国で非常に緊急に必要だ」と彼は語った。「肥料は即座に効果をも
たらすはずだ。」北朝鮮の主要な3つの肥料工場は生産をストップしているし、
肥料を輸入する余裕もない。

WFPは、北朝鮮の人々が自分たちの優先事項、つまり、河川灌漑、洪水で損壊
した河川堤防の修復、森林再生、それに土壌侵食の管理といったことに対処する
のを支援するだろうと、モートン氏は述べた。

しかし彼は、北朝鮮は「非常によく組織化された社会だ。人々はこうした状況に
適応し、ものすごく勤勉で、よく組織されている」と語った。


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