ロシアのスタンス(2)


記事番号:5660 (1999年02月07日 10時31分17秒)
投稿者:李在一 (属性:在日朝鮮人)
 メールアドレス:fwii2087@mb.infoweb.or.jp

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この記事は[北朝鮮の惨状と金正日政権の責任]へのコメントです。
この記事には[政治と人道の立場の区別について (dai)]というコメントが投稿されています。

内容

李在一です。

在日MLからの転載です。

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北朝鮮関連のニュース紹介です。JCA-NETの Korea-general配信記事の転載です。
韓日機械翻訳による文章だと思います。

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[平和] [インタビュー]ワレリーデニソフ平壌駐在ロシア大使-「米国は、金正日
政権揺さぶりを中断すべき」

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要約:クムチャン里地下施設をめぐった韓半島危機説、米・北韓(北朝鮮)交渉、4
者会談など韓半島問題がまた再び国際的な問題に浮上したこの頃、デニソフ大使
が平壌現地で観察した北韓指導部の立場を語る。
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ワレリーデニソフ(59)平壌駐在ロシア大使はロシアの代表的な韓半島専門家とし
て、政策決定に大きい影響力を発揮する人物だ。ロシアで「北韓(北朝鮮)人脈の
本山」と認められるモスクワ国際関係大学出身で、去る96年、平壌駐在ロシア大
使として就任した。クムチャン里地下施設をめぐる韓半島危機説、米-北交渉、4
者会談など、韓半島問題が再び国際的な問題に浮上するこの頃、デニソフ大使が
平壌現地で観察した北韓指導部の立場を時事ジャーナル編集諮問委員の李
CHANGJU教授(ジョージワシントン大学ヨーロッパロシア研究所教授・国際政治)が
ワシントンから国際電話をかけて聞いた。

-昨年末から北韓のクムチャン里地下施設に対する査察問題で米・北関係が葛藤し
ています。韓半島の緊張が何度も提起されています。これと関連した平壌の雰囲
気はどうですか?

=一言でいえば、米国が要求する無条件のクムチャン里査察を平壌当局が受け入れ
ないのは明らかです。核施設かどうかは別として、これは金正日政権の生存権そ
のものです。その理由は、クリントン行政府がクムチャン里査察問題を提起して
米国議会を全面に出し、強硬姿勢に返った背景に対して、平壌当局が強い疑惑を
持っているためです。言い換えれば、米国の目標がクムチャン里査察よりは金正
日政権を揺さぶろうとする胸算用だと思われます。このような雰囲気が北韓の軍
部を超強硬姿勢に転換させています。

-94年のジュネーブ核交渉妥結以後、曲折が何度かあったが、米・北関係は比較的
順調で、ある程度の信頼感もあったと思われます。現実的な利害関係を正してみ
ると、北韓が米国の要求を最後まで拒むことはできないのではないでしょうか?

=米・北関係は、米国の東北アジア戦略と韓半島に対する持続的な影響力維持とい
う外交目標と利害関係、そして北韓の生存及び国家発展戦略と一致します。それ
で、多くの問題点があっても、比較的肯定的な展望が優勢でした。しかし、昨年
から平壌では対米交渉の進行に対して不満が提起され、強・弱の勢力間に摩擦が
おきる等、権力構造内で不協和音が発生しました。米国が約束した重油の供給不
振、経済制裁緩和措置の不履行、食糧支援の不十分、軽水炉建設事業の遅延など、
どれひとつ正しく行われていないという声が出てきました。北韓が、最初は拒否
して、途中で結局、四者会談を受け入れたのも、米国の説得と約束を受け入れた
ためです。しかし平壌は、米国が提示した約束が全く守られていないと判断して
います。こういう局面で、クムチャン里査察問題が発生したのです。北韓は徹底
した「ギブ・アンド・テーク」の原則と対応戦略を新しく樹立したように思われ
ます。特に、米国がクムチャン里問題を扱いながら、第二のイラク事態の可能性
を表わしたことに対して、平壌はかなり興奮しています。このような流れは、現
在、平壌が米国に対する警戒態勢をとっていると思わせると分析できます。

-最近、韓半島の新しい緊張雰囲気は北韓が作ったというより、米国が構成したシ
ナリオに由来するようです。確認できない事案に対して攻撃的に対応し、北韓の
軍部を刺激し、韓国に対しては対北感情をあおりながら韓半島危機説を流してい
る米国の底意が疑問です。米国が狙う対北戦略の核心目標は、金正日政権の無力
化だと判断されますが、ここに日本の軍事的野望が加勢しています。

=その分析に全的に同意します。私も米国の対北接近方式には問題があると思いま
す。主権国家に対して一方的で無条件的な査察を要求することは、覇権主義的な
発想です。ロシアや中国もこれに共感します。誰も断言できませんが、平壌の外
交家はクムチャン里が核関連施設でないという北韓の主張に、比重をおいていま
す。このような事情を把握している米国が、何故突然、強硬姿勢にまわって攻撃
的態度をとっているのかが疑問です。北韓の軍事力は、イラクの場合とは違うと
思います。率直に言って、誰も容易に触れないのが今日の北韓の軍事力であり、
これが米・北交渉を成功させた背景です。万一、米国が軍事行動をすれば、北韓
がそれ以上の軍事的対応をするだろうということには疑う余地がありません。そ
うなると、東北アジアはもちろん、米国にも致命的でしょう。米国は現段階で金
正日政権を無力化するという目標を修正することが必要です。北韓の軍事力がイ
ラクと違うように、北韓の社会・政治的構造も独特で、鉄壁で守られた城と一糸
不乱な動員体制です。したがって米・北関係を改善し、北韓の軍事力を抑制して、
新進権力エリート等の成長を支援して、国際社会編入を操り上げる方向に政策を
転換させることが現実的だと勧告したいです。このような姿勢が米国の国益にも
助けになり、周辺国との摩擦と対立を最小化する道です。北韓に対する軍事的威
嚇は説得力もなく、むしろ北韓の軍備強化をあおる結果を招くだけです。

-米・北関係が悪化し、最近、北韓に対する韓・米・日の三国協調体制問題がまた
提起されました。個人的な考えでは、このような現象が望ましくはないと思いま
す。特に、日本が韓国の対北感情と米国の強硬姿勢を利用し、積極的に北韓の武
装を解除して自国の防衛力を増強しようという胸算用を見せているこの時に、三
国協調体制の性格と方向に対して憂慮せざるをえません。

=平壌で見る韓・米・日協調体制は、北韓との和解と協力のためのものでなく、い
ままでのように、米国のムチ政策が提示される時ごとに登場する圧迫だと考えま
す。韓半島問題は国際問題です。三国協調体制は、危機感を造成するだけで、韓
半島と東北アジアの平和に寄与できません。北韓と外交関係を結んでいて、歴史
的に緊密な紐帯関係を維持している中国とロシアが参加しない形態では、冷戦時
代と似た対立的国際関係にならざるをえません。特に言いたいのは、韓国が米日
の対北政策に加担し、北韓に対する制裁や孤立政策に参加するようなことが再び
起きてはならないという点です。少なくとも、韓国の対北政策は米国や日本など
と明確に違わなければならず、民族的な考慮があるべきでしょう。金泳三(キムヨ
ンサム)大統領の時に、韓国は国際社会に向かい、北韓制裁だけを叫び、何の呼応
も受けないまま南北関係を最悪の状態にしました。私は金泳三大統領がモスクワ
を訪問して北韓制裁に協調してくれと繰り返したことを覚えています。当時、モ
スクワの外交家はどうして同じ民族が住む国を殺せというような話を他の国にき
てするのかとあざ笑いました。金大中(キムデジュン)政府がクリントン行政府に
北韓に対する支援と経済制裁緩和を要求したということですが、このような政策
を維持することが必要です。

-金大中政府は太陽政策を樹立し、可能なかぎり政治的理解や論理を排除して、民
間交流を活性化しながら離散家族対面など民族間の人道的関係改善を推進してい
ます。金剛山観光は太陽政策の結果です。これと関連し、平壌の立場はどうなの
か、気になります。

=金剛山観光が始まったのは南北関係で歴史的に意味あることで、象徴的なことだ
と思います。似たような交流が持続的に行われるように、さらに努力しなければ
ならないでしょう。しかし、まだ政治的には北韓が韓国政府の変化に対して確固
たる信頼を持っていないように見えます。先般の北京会談で、肥料支援ができな
かったのは、金大中政府が政治的人気を博すために離散家族問題を政治争点化し
たと考えているようです。また、最近の韓・米・日の三国協調体制に対しても疑
惑を持っています。北韓が韓国の政経分離政策に対して信頼を持つようになり、
純粋な経済交流と食糧支援がなされ、米・北関係が発展すれば、今年の下半期く
らいには南北首脳会談を具体的に推進できるようになるのではないかと考えます。
この問題は、米国の利害関係とも関連します。韓国もこれから精巧な北韓政策と
統一目標を樹立する時点です。

-クムチャン里査察問題から始まった現在の米・北関係が最悪の状態まで行かず、
突破口が作られると思いますが。

=同感です。たぶん米国が何らかの方法でニンジンを提示するでしょう。
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出処:時事ジャーナル99.1.27
http://www.jinbo.net/_run/show/show.phtml?p_bumun=105&p_docnbr=1657


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