資料・米国国籍取得の儀式(昭和59年ごろ)


記事番号:2605 (19100年06月30日 02時40分36秒)
投稿者:新Q太郎 (属性:マサ斎藤はGカード保持者。知ってた?)
 メールアドレス:newqt@yahoo.com

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この記事は[Re6: 全ての外国人に参政権を!]へのコメントです。

内容

>>5、あなたは、アメリカで永住権を取る際に、「アメリカ国籍を取るからにはアメリカの
>> 為に戦い、アメリカ軍の徴兵にも応じる」という誓約を誓わされることをご存知ですか?


>5:アメリカって、グリーンカードとると国籍をとることになるの?へー。

グリーンカードと国籍というのは違いますね。
日本でも、グリーンカード制度をいっそ作っちまえばいいのでは
ないかと思うが、どうだろうか。



ところで、上記の誓約というのが「国籍取得時」の勘違いだとすると、
具体的な誓約はこうですね。NHKの伝説的ディレクター吉田直哉氏が
かつて「21世紀は警告する」というシリーズで取材したときの文があります。

(同名の本より、日本放送出版協会*スキャナー誤字ご容赦)

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 アメリカ社会は、人種のるつぼとよく言われる。建国の当初から移民の国であったアメリカは、訪
れる人々にとって門戸の広い寛容な国であると言われる。確かに、年間一〇〇万人を越す移民・難民
を受け容れ続けているアメリカは「自由な国」の名がふさわしい。
 しかし、本来「国家」とはそれほど寛容になれるものなのかどうか。市民権・国籍を得るのに最低
七年の歳月と、いくつもの厳しい審査をくぐらなければならないのも、アメリカのもうひとつの現実
である。
 私たちは、ニュージャージー州カムデンの街の法廷で(、国籍取得の儀式を取材する許可を得た。国
籍の蕃奪は司法省移民局で行なわれる。しかし、最後の、そしてもっとも重要な手続きは法廷で星条
旗への忠議を誓うことであった。
 その日、カムデン連邦地方裁判所の大法廷には、三五か国から来た約八〇人の人々が席を埋めつく
していた。いずれも何年にもわたる厳しい審査をうけてきた人々である。黒い法衣をまとった裁判長
が入廷し、木槌の音を合図に全員が起立し、いっせいに胸に手を当てる。それは、あらかじめ司法省
係官から指示された行動であった。向かいあう判事席のかたわらには、大きな星条旗が飾られ、その
鮮やかな色彩が地味な法廷にひときわ目を引いていた。やがて、女性の係官が短く区切りながら宣誓
文を譲みあげ、出席者がそれをリフレインしていく。
 「私は、今日ここに誓います。これまで属していた国への忠誠をすべて放棄することを、そしてこの
アメリカ合衆国に、あらゆる忠談と忠節を尽くすことをii=。アメリカの法と秩序を守り、必要とあ
ればアメリカのため、武器をもって戦うことを……」

  わずかニ分ほどの宣誓文であった。そしてこの瞬間彼らは
 法的に〃アメリカ人〃となった。
 裁判長からの祝辞である。
 「おめでとう。私は、皆さんを仲間のひとりとして心から歓
 迎します。今皆さんは、以前住んでいた国への忠誠を放棄す
 ると誓いました。そして、このアメリカへの忠誠を誓いまし
たね。この誓いは厳粛なものです。皆さんは、以前いた国で
 は、けっして幸せではなかったかもしれません。しかし国家
 への忠談を怠れば、このアメリカでも同じなのだということ
を忘れてはいけません・・・・・」
 じっと聞きいるさまざまな皮膚や髪の色をした人々。それ
ぞれにある事情から国を棄て、あるいは国を失い、アメリカ
に帰属を求めて来た人々にとって、法廷で星条旗への忠誠を
誓うというこのセレモニーは、いわば踏み絵にも似た儀式で
あった。国家への帰属、国籍とはいったい何か。リトアニア
領事館の取材で、1長い歳月をへてもなお祖国との絹を断ち切
れないでいる人々の心を見てきた私たちは、複雑な気持で法
廷でのやりとりに立ち合う羽目になった。

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一種、グロテスクな光景にも見えるが…


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